2019年7月5日金曜日

FXの知識:ラインを引く

ラインを引く


・うまくラインを引くことができない
ライントレードは相場の本質を捉える意味で非常に重要なものですが、FXを学習し始めたばかりの頃はとっつきにくいと感じる方もいるかもしれません。
「引くべきラインがなかなか見つけられない……」
「本当にここにラインを引いて良いのか迷ってしまう……」
このように、チャート上にラインを引くことに不安を覚えてしまう方は参考ください。
ライントレードは、コツさえ掴んでしまえば、決して難しいテクニックではありません。
ラインを引くための参考にしてみてください。

チャートの波形を正しく捉える

まず、最初にお伝えしておくべきこととして、チャート上には何本もラインを引く必要はありません。
リアルタイムに動き続ける相場を見ていると、本当に自分の判断している方向感覚が正しいのか不安になり、ついつい何度もラインを引き直したくなってしまう気持ちもわかります。
しかし、それでは正しい相場分析を行うことができません。
何本も表示されると、どのラインを信用するべきか迷ってしまいますし、それが「自信を持ってラインを引けない」ことの原因にも繋がります。
それでは、どうすれば自信を持ってラインを引けるようになるのかというと、いきなりラインを引き始めるのではなく、まずはチャートの波形を大まかに捉えるところから始めてみてください。
ラインを引く前に、チャートの状態を大まかに捉えることができれば、自ずと引くべきラインがわかるようになるのです。
ここで重要になるのが「大まかに」という点です。
あまりにも細かく捉えようとすると、相場の方向性を見失ってしまい、上手にラインを引くことができません。
ラインを引くことに慣れていない方だと、最初の細かいローソク足が気になってラインの引き方に迷うかもしれません。
しかし、チャートの波形を大きく捉えれば、トレンドラインが引けると思います。

細かく付けたローソク足をひとつずつ細かく判断せずに、大きな波形のひとつとして見ています。
この場面では、その後にトレンドラインをブレイクしてしまいますが、右上でこのラインの先が意識されているのを確認できますね。
このことからも、大きな波形で捉えて引いたこのトレンドラインがしっかり活きていると判断できるでしょう。
ただ、相場には全く同じかたちが存在しないため、いざチャートを表示してみると、また迷ってしまう場面もあるかもしれません。
どのような相場でも自信を持ってラインを引くためには日頃からFXの学習を積み重ねて、チャートの波形を見つける練習をしておく必要があります

私はボリンジャーバンドを適用して自動で線を引くのが優位と思っています
そのパラメーターを自分の考えを理論化して設定します。
例えば 
・直近の判断を重視するために必要データを最小にした期間10を選定する
・判断が発生する頻度が5%で良いのか、もっと厳しく2%程度に設定したらどうか。
・ボリンジャーが推薦している期間20も考慮する。
ボリンジャー判断の有効な流れを決めておく
  急激な変動は ちょっと様子見
  トレンドがあるときはエントリーしない。(逆張り)
    トレンドが期間の長い移動線が見やすい、長期のローソク足を別画面で表示しておくのもいい。
  幅が狭すぎるときはエントリーしない。
 

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