2019年7月1日月曜日

FXの知識:ポンド円(GBP/JPY)について

ポンド円(GBP/JPY)について


合成通貨ペア
もともとポンド円(GBP/JPY)という通貨ペアが取引されているのではなく、ポンドドル(GBP/USD)とドル円(USD/JPY)を掛け合わせて作られる合成通貨ペアです。そのため、ポンド円はそれらの通貨ペアの値動きの不均衡を穴埋めさせられる役回りなのでは? という印象は否応なく持ってしまいます。
合成通貨ペアだからといって、てんでデタラメに動くという訳ではなく、要所要所ではビシャっと止まるので、不思議さと謎の感動を覚えます。
私は合成ペアがあまり好きではありませんが、ポンド円をメインにして結果を出しているトレーダーも居ると思われます。
1日で3円動くことも珍しくなく玄人向けの通貨ペアです。FX初心者が手を出すとあっという間に資産を散財してしまうと思います。
クセのある通貨ペア同士の合成通貨
ポンド円(GBP/JPY)の合成元であるポンドドル(GBP/USD)とドル円(USD/JPY)は、それぞれが単独でクセのある値動きを持っています。
私は、以下の項目を持論としています。
ユーロ円やポンド円に代表される合成通貨ペアは、要所要所では綺麗に動くが、基本、合成通貨ペアに過ぎず、値動きの信頼性には疑問が残る
ポンドドルとドル円は、単独で非常にクセが強くポンド円は、その値動きの不均衡を穴埋めさせられる不利な役回りの通貨ペア
つまるところ、クセのある通貨ペア同士の合成通貨であるポンド円は、値動きに信用が持てないということです。長い時間軸のスイングレベルであれば、割と綺麗に推移しているのはよく分かりますが、「デイ・スキャルで入れるような代物ではないのでは?」という印象を受けます。
ただ、日本の専業トレーダーには、ポンド円を専門にトレードしている人も居るようで、値動きに何かしらの法則を見出すことができているのかもしれません。



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